栗の接ぎ木
3月16日
曇り空ですが春の気配を感じます。
テレビでは、高校の合格発表のニュースが流れています。
そう言えば、世間は卒業、入学、入社の季節なんですね〜。
今日は、国立公園指定記念日です。82年前、霧島、雲仙、瀬戸内海の3地区が国立公園に初めて指定されたんですね。
その自然豊かな霧島山麓で、我が輩は環境に優しい農業を楽しんでいます。
学生時代の友人から、新種の栗の挿し穂を譲り受けました。
と言うより、友人が知人より手に入れたものを、無理言って分けて貰いました。
挿し穂は10本あります。
我が輩のクヌギ山には、樹齢40年の栗の木が10本ほどありますが、もう老木ですので、美味しい栗を接ぎ木することにしました。
栗の老木を3本 1mの高さで切り倒し、これに接ぎ木するつもりです。
木の接ぎ木は初めてですが、3年前学習した「たからべ森の学校」で学んでいましたので、復習しながらチャレンジします。
接ぎ木は、大きな幹に接ぎ木する方法と、枝に接ぎ木する方法がありますが、今回は、この2つの方法とも実行してみたいと思います。
まず、挿し穂する枝を鋭利な刃物で一太刀で斜めに削ります。
接ぎ木のポイントは、接ぎ木する枝と接ぎ木される枝の接着面をしっかり密着させることです。
両方の枝の形成層を上手く合わせることで、枝が成長する為の養分や水分の道が繋がることになります。
接ぎ木を終えた木です。4本の枝を接ぎ木しました。
これから数ヶ月この状態で様子を見て行きます。接ぎ木を固定したテープは、成長に合わせて伸びていくものを使っています。
さあ〜、上手く接ぎ木してくれるかな〜〜。
こちらの写真はクヌギの木に接ぎ木したものです。
クヌギと栗は、同じブナ科ですので、接ぎ木出来るのではないかと考えた次第です。
我が輩の遊び心が、また目を覚ましました。
なんでもチャレンジ‼️ 結果が楽しみですね〜〜⁉️
関連記事