2014年07月01日
田んぼの稗取り
6月30日
今年も、早いものでとうとう半分を迎えました。
田植を終えて3週間が経ちました。田んぼには、そろそろ雑草が出始めます。
そこで、稗取りを実施することにしました。
合鴨を田んぼに入れ雑草を取って貰うのに何故稗取りが必要なの・・・・? と思われる方もいらしゃるかも知れませんが。
実は、合鴨はヒエは取ってくれません。「環境に優しい農業」を目指している私は、除草剤、農薬は使用しませんので、当然稗取りは、手作業となります。
でも、腰痛持ちの私には、腰を曲げて手で稗を取るのは非常に苦痛な作業となります。そこで、独自の稗取り作業を見出しました。
以前、古老から、「稗は、田んぼの土の中に押し込んでやると、腐れるよ。そして稲の栄養分になるよ。」と言うのを聞いたことが有ります。
本当かどうかは分かりませんが、昨年もこの方法で稗取りを実施し、それなりの効果を実感しています。
今回はその作業を紹介しようと思います。

田んぼに生えている稗らしきものです。実は、稗だけでなく、昨年稲を収穫した際に田んぼに落ちた稲の実も発芽しています。でも、これらは抜き取っておかないと、株間が確保出来ず、風通しが悪くなり、病気になったりして収量が落ちてきます。
ということで、田んぼに生えてきたイネ科の植物は、すべて取り除く必要が有ります。

3m近い竹の棒の先を少し切り込み、稗が引っかかり易くします。これを槍で突くような感じで稗の根元を狙います。根元に当てたら、そのまま、棒の先を田んぼの土に押し込んで行きます。

稗が完全に田んぼの土の中に、消えてしまいました。これでOKです。竹の棒をス~と抜きます。稗は土の中に押し込められた状態になっています。多分、稗は空気に触れることが出来ず呼吸が出来ない状態になり、さらに太陽光線が遮断されるので、光合成が出来なくなります。このことが稗が生育出来ない環境になるのだろうと思います。

稗取り作業をする前の状態です。
稲の苗の株間に稗らしきものがたくさん見えています。

稗取り作業終了後の状態です。
稗らしきものは、見当たりません。すべて田んぼの土の中に押し込められています。この作業におよそ4時間を費やしました。
でも、私の腰は全く痛みは有りません。
創意工夫することで、農作業も楽にすることが出来るのですね・・・。
今年も、早いものでとうとう半分を迎えました。
田植を終えて3週間が経ちました。田んぼには、そろそろ雑草が出始めます。
そこで、稗取りを実施することにしました。
合鴨を田んぼに入れ雑草を取って貰うのに何故稗取りが必要なの・・・・? と思われる方もいらしゃるかも知れませんが。
実は、合鴨はヒエは取ってくれません。「環境に優しい農業」を目指している私は、除草剤、農薬は使用しませんので、当然稗取りは、手作業となります。
でも、腰痛持ちの私には、腰を曲げて手で稗を取るのは非常に苦痛な作業となります。そこで、独自の稗取り作業を見出しました。
以前、古老から、「稗は、田んぼの土の中に押し込んでやると、腐れるよ。そして稲の栄養分になるよ。」と言うのを聞いたことが有ります。
本当かどうかは分かりませんが、昨年もこの方法で稗取りを実施し、それなりの効果を実感しています。
今回はその作業を紹介しようと思います。
田んぼに生えている稗らしきものです。実は、稗だけでなく、昨年稲を収穫した際に田んぼに落ちた稲の実も発芽しています。でも、これらは抜き取っておかないと、株間が確保出来ず、風通しが悪くなり、病気になったりして収量が落ちてきます。
ということで、田んぼに生えてきたイネ科の植物は、すべて取り除く必要が有ります。
3m近い竹の棒の先を少し切り込み、稗が引っかかり易くします。これを槍で突くような感じで稗の根元を狙います。根元に当てたら、そのまま、棒の先を田んぼの土に押し込んで行きます。
稗が完全に田んぼの土の中に、消えてしまいました。これでOKです。竹の棒をス~と抜きます。稗は土の中に押し込められた状態になっています。多分、稗は空気に触れることが出来ず呼吸が出来ない状態になり、さらに太陽光線が遮断されるので、光合成が出来なくなります。このことが稗が生育出来ない環境になるのだろうと思います。
稗取り作業をする前の状態です。
稲の苗の株間に稗らしきものがたくさん見えています。
稗取り作業終了後の状態です。
稗らしきものは、見当たりません。すべて田んぼの土の中に押し込められています。この作業におよそ4時間を費やしました。
でも、私の腰は全く痛みは有りません。
創意工夫することで、農作業も楽にすることが出来るのですね・・・。